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キャッシングアローとは、愛知県名古屋市に本社を置く正規の貸金業者、消費者金融です。
闇金ではなくちゃんとした消費者金融ですが、大手消費者金融と比べると知名度が遥かに低いため、人によっては闇金と勘違いをしてしまうこともあります。
アローのためにもう一度書いておくと、闇金ではありません。
アローは平成12年設立の株式会社で、消費者向けのキャッシングローンをメインに扱っています。
貸金業法に基づく借り換えローンも商品にはありますが、いわゆる街金に分類されるアローで借り換えをするというのはあまり現実的ではありません。
基本的に少額を借りるキャッシングの利用となります。
株式会社アローのキャッシングは正規の消費者金融からの借り入れとなるので、特に危ない、危険といったことはありません。
貸付条件を見ても
限度額 | 200万円まで |
---|---|
実質年率 | 15.00%~19.94% |
延滞利息 | 19.94% |
となっており、特に違法性があるといった部分も当たり前ですがありません。
ただ、大手消費者金融の金利と比べると、上限でいくらか高いかなというのが、いかにも中小消費者金融、街金かなといった印象です。
キャッシングアローの金利は、上限の適用となると実質年率19.94%となります。
大手はプロミスが17.8%、アコムやアイフル、SMBCモビットが18.0%となるので何だか危険、怪しいと感じられるかもしれませんが、アローの金利は法律の範囲内です。
以下のように10万円未満の貸付であれば20.0%までは金利が取れるので、アローは融資枠次第では最大に近い金利を設定する可能性がある、というだけです。
アローだけに限らず、中小消費者金融では上限金利が大手より高くなっているというところはよくあります。
わざわざその金利帯の設定があるのは、審査の結果次第ではアローでは10万円未満の限度額で貸し付ける場合があると言えるでしょう。
株式会社アローの公式サイトから商品案内のページを開くと、「最短45分で審査終了!」と書かれています。
この言葉に特に嘘はありませんが、あくまで「最短」だということは頭に入れておく必要があります。
カードローンで何かと目にする「最短」は、何もその時間が約束されているわけではありません。
何もかもが滞りなくスムーズに進んだ場合であれば、その時間でできるという内容になっています。
ネット上の口コミなので本当かどうかは何とも言えませんが、アローの口コミを見てみると
「当日に借りられた」
というものもある中で、
「翌日に2次審査」
「2日目に書類送信」
といったものや、
「3日目に2次審査完了」
などが出てきます。
これらの信ぴょう性は置いておくとしても、アローのような中小の消費者金融は審査回答に数営業日かかることは珍しくないので、大きく間違った内容ではないと考えられます。
最短45分で審査完了と書いてはいますが、実際にはすべての審査が完了するまで数日程度はかかると見ておいたほうが、本当に数日程度かかった場合でも焦らずに済みます。
大手の消費者金融で借りる場合、一定額までであれば収入証明書類は不要で借りられるところが多いです。
ただ、アローで借りる場合、本人確認書類以外にも
など、いずれも最新のものに限られますが、収入を証明する書類が必要となる場合が多いです。
これはアローで借りる人の状態、大手ではなくアローで借りなければならない人の状態による部分が大きいです。
カードローンやキャッシングを利用するなら、誰でもプロミスやアコムなどの大手消費者金融や、低金利の銀行で借りたいものです。
でもわざわざ「危ない?」「闇金?」などと不安になるアローを考えなければならないのは、何らかの理由で大手消費者金融や銀行から借りられないからです。
その理由は、
あたりでしょうか。
いずれにしても返済が少し怪しい、アロー側からすればリスクの高い利用者ということになってしまいます。
貸すのはいいけど返済は本当にできるのか、そのためにしっかりと確認をしたいということで、アローでは提出書類が大手に比べると増える傾向にあります。
これはアローに限らず、消費者金融で借りるならどこでも同じですが、
の場合には、収入を証明する書類の提出、確認が貸金業法によって決められています。
他社での借り入れが多すぎて大手では断られる、だからアローのキャッシングを利用したいとなれば、合計で100万円を超えていることが多いです。
そのためにアローで借りる際には、収入を証明する書類が必要になりやすいということもあります。
大手では借りられない人のアロー、といったイメージですが、たしかにそれは間違ってはいません。
それでもアローなら誰でも借りられる、審査なしでいけると思うのは大きな間違いです。
アローでも以下に該当をする方は残念ながら利用ができません。
これは下の画像の通り、キャッシングアローの公式サイト上、申し込みフォームに書かれていることです。
キャッシングアロー公式サイトより
何だか大手よりも厳しいのではないか?と感じられてしまうほどです。
実際の審査基準は大手よりもだいぶ低くなっている傾向にありますが、申し込みのハードルは何だか高く感じられてしまいます。
基本的にアローのような中小の消費者金融は、大手では借りられない人の最後の希望ともいえるような位置付けです。
中小なら大手で断られてもチャンスあり、借りられるかも、誰でもいけるのではないかと勘違いをする方もいます。
しかし、いくらアローとは言えども、正規の消費者金融です。
貸金業法は絶対であり、フリーキャッシングで総量規制を超えてお金を貸すことはありません。
また、返済能力を超えた方や、返済ができなくなっている方へもお金は貸しません。
上に挙げたNGな項目に該当をする方からの申し込みがあっても、アローとしては審査をするだけ無駄です。
絶対に貸せないわけなので、それなら申し込みから審査までの手間を省くためにも、わざわざ申し込みフォーム上に赤字で目立つように書いているわけです。
それを書いていても当たって砕けろと申し込みをする方もいるので、アローとしてもどうにもならない部分はあったりもします。
では一体どんな人だったらアローで借りられかという話ですが、
このあたりです。
総量規制によって年収の3分の1までは借りられるようになっていますが、だからと言って大手では年収の3分の1ギリギリまで貸すわけではありません。
借り入れが増えてくれば審査が厳しくなってくるので、
といったような状況では、大手の審査に落とされる可能性も上がってきます。
しかし、3分の1の限度まではまだ少し余裕があるので、こういった状況ならアローで少額なら借りられるかもしれないということです。
また、過去に債務整理などをしている場合もです。
大手ではそれが理由と思われる審査落ちを繰り返すとしても、現状に問題がなければアローなどの中小消費者金融なら借りられる可能性があります。
キャッシングアローの基本を知ったところで申し込みから借り入れまでの大まかな流れですが、
といった進め方になります。
FAXや郵送でも申し込みができますが、インターネット環境があるならWebで申し込みをしたほうが早いです。
早いと言っても、手続きに手間取ればすぐ借りられるとは限りません。
言うまでもないことですが、大手消費者金融で借りられるのであれば、わざわざアローを使う必要はありません。
大手消費者金融も借り入れ先によって審査基準が異なっているので、例えばSMBCモビットで審査に落ちたとしても、アコムでは借りられた、ということも少なくありません。
大手全てから借りている、直近で大手は全滅したばっかりとなるとアローなどの中小消費者金融に行くしかないですが、まだ可能性があるなら大手を試してみるべきなのです。