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カードローンの返済期日に入金を忘れてしまった…。
長くカードローンを使っていると、一度や二度はそういったことも起こり得ます。
入金を忘れて返済の延滞となると焦ってしまうものですが、そこは落ち着いてまずは連絡をするようにしましょう。
返済期日までに入金を忘れてしまった、または何らかの都合によって入金ができなかった場合は、すぐに連絡をするようにしてください。
正直に「入金を忘れてしまった」と伝えれば大きな問題にはなりません。
少しでも遅れるとブラックになってしまうのではないかと思う方もいますが、数日程度の遅れでブラックになることはありません。
少し本題から外れますが、ブラックリストなどとも言われることもあるブラックの状態は、何らかのリストが存在しているわけではありません。
長期の延滞や債務整理等によってトラブルがあった場合に、信用情報機関に「異動」とされる悪い情報が付くことをブラックと言います。
「異動」情報は対象となる債務を完済してから5年を超えない期間に渡って残ります。
一度でもブラックである「異動」がついてしまうと、長期に渡ってカードが作れない、ローンが組めないという状態に陥ってしまうのです。
入金を忘れてしまったとしてもすぐに連絡をして返済日の調整をして、その通りに入金をすればまず異動は付きません。
連絡をしても返済を何ヶ月も放置するなどとなれば話は別ですが、入金忘れ後にすぐ連絡をし、数日後に返済をすれば問題ありません。
ただ、返済が遅れたことは事実ではあるため、信用情報機関に記録がされる毎月の入金情報には、遅れを示すマークが記録されることもあります。
出典:指定信用情報機関のCIC
カードローンの返済期日に入金を忘れてしまうと、遅れた日数分だけ遅延損害金がかかる場合があります。
遅延損害金は通常の契約利率よりも高くなっている場合がほとんどで、延滞が長引くと大きな負担になってしまいます。
数日程度であればそこまでの負担にはなりませんが、余計な出費であることには変わりはないので気を付けましょう。
遅延損害金は通常の利率よりも数パーセントも高くなります。
例えば三菱UFJ銀行カードローンのバンクイックは遅延損害金もは通常の借り入れ金利と同じとしていますが、それ以外のカードローンはすべて遅延損害金のほうが高くなっています。
通常の金利が低い三井住友銀行やみずほ銀行のカードローンにしても、遅延損害金となると20%近くと消費者金融と同水準です。
返済期日までの入金を忘れてしまうと、無駄に高い利率での遅延損害金を支払わなければならないのです。
入金を忘れてしまって返済に遅れてしまうと、それが原因で限度額の増額ができなくなる可能性があります。
限度額の増額はそれまでの利用内容が重要で、直近で遅れなどがあると増額審査落ちとなることがあります。
増額ができればより大きな金額が借りられるようになるだけでなく、金利も下がる場合もあるため、増額を成功させるためにもなるべくなら入金は忘れないようにしたいものです。
入金忘れというより、返済自体を忘れていて連絡も何もしなかった場合には、借り入れ先から携帯電話宛に連絡が入るようになります。
そこで対応をしてすぐに入金をすればまだマシですが、知らない番号だからといって無視をしてしまうと、連絡が取れないために自宅や勤務先に確認のための電話が入ることもあります。
本人以外にはカードローン会社名や要件は伝えませんが、それでも電話に出た方からすると不審に感じてしまうので、返済自体を忘れるということはないようにしてください。
忙しい日々を送っていると、どうしても返済日を忘れてしまったり、覚えていたはずが入金を忘れたりしてしまうものです。
どのような理由であっても、入金忘れによる遅れは返済の遅れに変わりはありません。
余計な遅れにしないためにも、なるべく入金を忘れないための返済方法を考えておくと良いでしょう。
銀行カードローンや大手の消費者金融なら利用ができる口座振替による返済は、うっかり忘れを防ぐには最適です。
口座の残高には気を配っておく必要はありますが、指定期日になれば口座から自動的に引き落とされるので入金忘れがありません。
ただ、利用のためには口座の登録が必要になったり、引き落としの記録が通帳に残るので家族にバレやすいというデメリットもあります。
口座振替以外の方法としては、基本とはなりますが給料日の後に返済日を設定しておくことです。
給料が入ったら返済のための入金と思いだせるので、入金忘れも防ぎやすくなります。
さらに給料後なら使えるお金もまだあるので、いざ返済日となったときに手持ちのお金がない!ということも防げます。
給料日次第ではありますが、月末を返済日として他の支払いと一緒に済ませてしまうのもありです。
ただ、例えば給料日が10日の方の場合は、月末返済はできればやめたほうが良いです。
給料日と返済日が離れすぎているとお金が足りなくなることもあるので、なるべくなら余裕があるうちに返済のための入金ができる日にちにしておかなければなりません。
返済の入金忘れをなくす上で最も大事なことは、自身でしっかりと管理をすることです。
返済日はいつなのか、返済金額はいくらなのかを確認、管理をし、入金忘れがないようにしなければなりません。
多く借りてしまうと返済負担が大きいだけでなくバラバラの返済日で管理もしにくくなるので、入金忘れを防ぐ意味でも借りすぎには注意をしてカードローンを利用するようにしましょう。