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身近にある郵便局のゆうちょ銀行の口座を使ってお金を借りることは、結論から言えばできます。
ただ、ゆうちょのカードローンやキャッシングといったものは存在しないので、あくまでゆうちょ銀行の口座を使ってお金を借りる、ということになります。
以前はスルガ銀行が提供する「カードローンしたく」がゆうちょを介して申し込みができたのですが、2018年10月31日をもって取り扱いを終了しています。
今の時代、どの銀行でも個人向けのカードローンやキャッシングの商品の取り扱いがあるものです。
大手のメガバンクでも地方銀行でも、ネット銀行においてもそれぞれカードローンの用意があります。
一例を挙げるとすれば、
銀行名 | カードローン |
---|---|
みずほ銀行 | みずほ銀行カードローン |
三井住友銀行 | 三井住友銀行カードローン |
三菱UFJ銀行 | カードローン バンクイック |
楽天銀行 | 楽天銀行スーパーローン |
auじぶん銀行 | カードローン(じぶんローン) |
静岡銀行 | カードローン セレカ |
北海道銀行 | カードローン ラピッド |
など、各行とも収益性が高いカードローンのサービスを提供しています。
それでも郵便局のゆうちょ銀行には、カードローンやキャッシングはありません。
ローン商品自体の用意はあるのですが、ゆうちょカードローン、ゆうちょキャッシングといったものは存在していないのです。
ゆうちょからお金を借りることはできませんが、ゆうちょ口座を使った借り入れなら当然できます。
大手の消費者金融ならどこもゆうちょでの借り入れは対応をしているので、振り込み融資を利用してゆうちょ口座からお金を引き出すことは可能です。
単純な話なのですが、
とするだけです。
ゆうちょでお金を借りるのとは少し意味が異なりますが、ゆうちょ口座を使ってお金を借りるという意味であれば「できる」というわけです。
ゆうちょからお金を借りることができないと、期待していた結果にはならないのでがっかりしてしまう方もいるかもしれません。
ただ、ゆうちょを使ったカードローンやキャッシングは、とにかく便利に利用ができるという大きなメリットもあります。
例えばプロミスの場合。
プロミスでは契約後は対応する金融機関宛で平日も土日も曜日を問わず、原則として24時間最短10秒での振り込みを可能とする「瞬フリ」のサービスがあります。
瞬フリの振り込み先は、ゆうちょ銀行も対応をしています。
ゆうちょ銀行の口座がある状態でプロミスの契約を行えば、契約後は時間や曜日を問わずにゆうちょ宛の振り込みでお金を借りることができます。
振り込み融資が平日の昼間だけというのは古い考えで、今のカードローンは進んでいるのです。
プロミス以外でゆうちょを使って便利にお金を借りるなら、SMBCモビットにも注目です。
SMBCモビットには
の二通りのWebからの申し込み方法が用意されています。
通常のWeb申し込みは他社と同じように進めるだけなのですが、Web完結申し込みは少し特殊です。
通常の申し込みに比べて必要書類が増えたり、指定金融機関の口座が必要となる代わりに、「電話なし、郵便物なし」で文字通りWeb上で完結する手続きが進められます。
Web完結申し込みで必要となる金融機関の口座は限られており、
だけです。
日本を代表する3大メガバンクと、ゆうちょ銀行だけです。
本人名義のいずれかの口座があり、社会保険証か組合保険証を持っているなら、電話なし郵送物なしでSMBCモビットからWeb完結でお金を借りることができるようになります。
Web完結申し込みでも本人宛には電話が入る場合があります。申し込み内容の確認となり、電話での対応ができないと申し込みが取り下げられるので、かかってきたら早めに対応をするようにしてください。
ゆうちょ銀行のキャッシュカードは多くのコンビニATMで利用ができます。
ゆうちょ銀行宛の振り込みでお金を借りた場合でも、近くのコンビニATMでお金が引き出せるのでとにかく便利です。
さらに、ゆうちょ銀行のキャッシュカード使った入出金は、ファミリーマートなどに設置のあるイーネットATMでお得に利用ができるようになっています。
便利なコンビニATMも、キャッシュカードの種類によっては手数料がかかります。
一回あたりの手数料額は大したことなくても、繰り返し何度もかかるとなると無駄でしかありません。
その無駄を省けるのが、ゆうちょのキャッシュカードです。
以下はイーネットATMでゆうちょ銀行のキャッシュカードを使った場合の手数料です。
平日の朝から夕方までと、土曜日の昼間は入出金の際の手数料が無料です。
ゆうちょ銀行宛の振り込みで借り入れ、近くのイーネットATMで引き出せば、手数料をかけずにお金を借りることができるようにもなるのです。
じつは、消費者金融のカードローンでATM利用手数料を無料化するのはなかなかにハードルが高いです。
プロミスやアコム、アイフルなどの自社でATMを持つところなら、ATMが設置されている場所まで行ってカードを使えば手数料をかけずに利用ができます。
ただ、自社ATMが設置されているのは店舗や契約機がほとんどです。
近くに店舗や契約機があればまだマシですが、ないのに手数料をかけないためにわざわざそこまで行くとなれば、下手すれば移動費のほうが高く付きます。
それがゆうちょ銀行宛の振り込みからのイーネットATMでの出金なら、時間や曜日こそ限られますが無料となってしまうのです。
お得です。
振り込みでの借り入れは、通帳に記録が残るのが大きなデメリットです。
振り込み名義人はそれぞれ以下にようになっており、いずれにしても家族に通帳を見られれば「この怪しい振り込みは何?」となってしまうのは言うまでもありません。
借り入れ先 | 振り込み名義人 |
---|---|
プロミス | 「プロミス」か「パルセンター」で選択可 |
アコム | 「ACサービスセンター」 |
SMBCモビット | 「カ)SMBCM」 |
アイフル | 「アイフル㈱」か「AIセンター」 |
「パルセンター」や「SMBCM」から振り込みがあった通帳を家族の方に見られた場合、すぐに借り入れがバレてしまいます。
社名やサービス名が伏せられているとは言っても、今の時代、検索をすれば何でも出てきてしまいます。
例えば「パルセンター 振り込み」と調べればプロミスからの振り込みだと瞬間で分かります。
もはや社名やサービス名が伏せられている意味自体がありませんが、振り込みでお金を借りる場合にはこういったデメリット、注意点があることは知っておく必要があります。
もしゆうちょ銀行の口座はメインではなく、開設はしてあるけど大して使っていないというのであれば、ゆうちょ銀行口座を使ったカードローンはとにかく便利です。
大して使っていない口座なら家族の方、会社の方にも通帳を見られる心配もいりません。
自分だけの隠し口座的な使い方でカードローンの振り込み先として利用ができれば、これほど便利なことはありません。
メインの口座をカードローンの振り込み先として使うのはリスクがありすぎるのでおすすめはしませんが、サブ口座でゆうちょがあるならおすすめです。
ゆうちょには個人向けのカードローンやキャッシングはありません。
しかし、ゆうちょ銀行口座を使ったカードローンやキャッシングなら、素早く便利に利用ができます。
特にプロミスの瞬フリやSMBCモビットのWeb完結申し込みは優れたサービスとなるので、ゆうちょ銀行口座を使ったカードローン利用も考えてみても良いでしょう。
もちろんお金を借りた後の返済はしっかりと考えて、ですが。