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お金がなくて借金をしようかと考えている方もいるかもしれませんが、今はたしかにお金がないとしても、生活を見直すことによって意外にもお金が余ることもあります。
というのも、普段の生活における無駄遣いというものは、自分自身が思っている以上に多いものなのです。
単純な話でこういった出費をある程度は抑えられるのであれば、わざわざ借金をしなくても少しは余裕のある暮らしができるようになるかもしれません。
ストレス発散で散財をしてみるということもありますが、それを除いても普段の生活における無駄遣いはかなり多いものです。
どのようなものが無駄遣いかは人によって異なることや、色々なサイトでも書かれていることなのでここでは省きますが、何気なく使ってしまっているお金が、実際にはほとんど無駄遣いだったりもします。
生活に必要なお金だけで考えれば今の収入でも何の問題もない場合があり、むしろ貯蓄に回せるという方もいるかもしれません。
今現在は借金を抱えてしまっている方でも、何気なく使ってしまっている無駄遣いをやめることで、借金返済が効率的に進められる可能性もあります。
「給料が少なくてお金が貯まらない」「借金返済が進まない」という方も、出費を一度見直してみると良いかもしれません。
新型コロナウイルスによる行動制限により、多くの方はお金の使い道がなくなっています。
それまでは休みのたびに出かけて外食をする、何かを買うといったことをしていた方も、自粛によって外出自体をしなくなったので、これらの出費がなくなりました。
その結果、多くの家庭では強制的にお金が積み上がりました。
「強制貯蓄」と言われていますが、この規模はおよそ20兆~40兆円とされています。
これまでは、SNSなどを中心によく「日本は貧しい」だの、「賃金が上がらず生活が苦しい」などと言われていたわけですが、実際にはこういったことが起こっています。
本当に貧しいのであれば貯蓄が積み上がるはずもなく、生活が苦しいのであればこんなことは起こりません。
しかし、事実として全体で見れば家計は潤っており、これは給付金が出たからなどではなく、単純に無駄遣いをしなくなったためです。
普段の生活における何気ない無駄遣いというのは、思っている以上に多いものなのです。
コロナによって出かけなくなってお金を使わなくなった以外にも、テレワークの普及によって細かな出費が抑えられたという方も少なくはないはずです。
例えば、今までは出社をするたびに朝に缶やペットボトルのコーヒーを買う、ランチのときにまた買う、午後にもう1本買うという方の場合、これだけで1日あたり400円近い出費になっているわけです。
仮にひと月あたり22日間でこの出費となれば、毎月1万円近くはコーヒー代に消えていることになります。
1万円がコーヒー代というのはかなりの出費です。
これをもしインスタントコーヒーに変えて水筒にでも入れて持っていくとすれば、かなりの出費が削減できることになります。
実際に、テレワークにより缶やペットボトルのコーヒーを買わず、家でインスタントコーヒーを淹れるようになったという方も多いことでしょう。
これだけでだいぶお金に余裕ができるわけです。
もちろんこういった出費は缶コーヒーに限ったことではありません。
缶コーヒーを買うときに寄ったコンビニで、他の物品を買おうと思っていたわけでもないのに、一緒に「ついで買い」をしてしまうこともよくあります。
こういった出費も抑えられるはずのものなので、細かな出費の蓄積によって大きな出費となってしまうのです。
衝動買いや散財などは言うまでもなく無駄遣いですが、缶コーヒーやコンビニでの買い物などは、無駄遣いをしようと思ってしているわけではないのが厄介な点です。
飲み物を飲むというのは必要な行動なので無駄遣いには感じられませんが、別にわざわざ高い缶コーヒーを買う必要なく、これを「買う」という行動は無駄遣いに繋がります。
缶コーヒーでなければいけないという理由は何もなく、家でインスタントコーヒーを作って水筒に入れて持っていけばいいだけです。
これをやることで「ついで買い」による出費も抑えられることになり、結果として大幅無駄遣いによる出費が抑えられます。
とはいえ、こんなことはどこでもいくらでも書かれていることです。
別に真新しいこと、特別なことを書いているわけではありません。
むしろ、無駄遣いというのはそれぐらいに当たり前の、普段の生活の中に多く潜んでいるわけです。
そういったものを徹底的に排除した、というより強制的に排除することになってしまったコロナによる行動制限は、普段の生活における無駄遣いの多さというものを、改めて気付かせてくれるきっかけになったのは否定はできません。
どうにもお金がない、足りない、借金の返済が進まないという方も、普段の生活における出費をこの機会に見直してみたほうが良いでしょう。
必要と思っている出費も実際には抑えられるものがほとんどであったりもするので、お金がないから借りると安易に考えるのではなく、まずは暮らしにおける出費を見直すところから始めてみるべきです。
それでもどうしても足りなくて借りるのであれば、しっかりと返済の計画を立てた上で、必要最低限の借り入れに留めて利用をするようにしてください。