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「いつもお金がない生活をしている」
「金欠から抜け出すにはどうすればよい?」
金欠になる理由は複数ありますが、基本的に何らかの対処法を講じなければ解決につながらないでしょう。出費があるのに「お金がない」という理由だけで、避けられるわけではありません。
お金がない人は「どうにかして現在の状況を改善したい」と考えるものです。それでもお金はなかなかすぐには手に入りませんが、お金がない金欠状態のときの対処法について、いくつかまとめました。
お金がない、金欠に陥る基本的な理由は「収入が低い」「支出が多い」のどちらか、または両方です。さらに、これらの理由を細かくまとめると以下の5つの特徴が挙げられます。
お金のない状況を改善するなら、最初に「なぜ金欠に陥っているのか」を確認しましょう。毎月の収入や支出を振り返ってみると、無駄遣いや浪費が分かるものです。
無駄遣いや浪費が減れば、その分だけお金に余裕ができますから必要最低限の支出を削る必要がありません。無駄遣いや浪費の金額が大きい人なら、金欠の状況を改善するのは比較的簡単でしょう。
毎月の収入と支出の流れを把握するために有効な方法が家計簿の活用です。家計簿とは、収入や支出を記帳する帳簿で家計管理に役立ちます。
家計簿に「いつ、どこで、どのくらいのお金を使ったのか」を記録することを継続すれば、「毎月の家計の予算はどのくらいなのか」「家計の無駄」「節約可能な支出」を見極められるようになります。
簡単な収入や支出を記録するだけでも把握できます。
家計簿は紙に手書き、表計算ソフト、家計簿アプリなど、利用しやすく、かつ継続できる方法を用いるとよいでしょう。家計簿をつけた経験がない、これまで継続できなかった人は、収入と支出のすべてではなく、食費や交際費といった特定の項目に絞って記録するのがおすすめです。
家計簿の項目が多いと振り分けで悩んだり、記入が細かくなったりして、家計簿をつけるのが面倒になってしまうことがあります。そうならないためにも、項目は細かく分けずに大きなくくりでシンプルに管理するのがおすすめです。
特に家計簿に慣れないうちは支出のすべてを管理するのは手間や時間がかかります。せっかく家計簿をつけようと決意しても、長続きせず途中挫折する危険性が高まるだけです。
家計簿をつけるのが難しいなら、自分の普段の行動を日記やSNSに記録しておくとよいでしょう。
後で日記やSNSを見返したときに「給料日後に衝動買いをしている」「仕事が忙しいときは外食が多い」など、行動パターンから節約可能な支出に気付ける可能性が高いです。
SNSに記録をする場合には、個人が特定されるような情報を記載しないように気を付けましょう。
買い物や公共料金、家賃などの支払いを現金で行っている人は、クレジットカード払いに変更するのがおすすめです。
利用金額に応じたポイントが貯まりますので、現金で支払うよりも断然お得になります。
貯めたポイントはクレジットカードによって異なるものの、欲しい商品やギフトカードと交換したり、航空マイルや電子マネーのチャージに移行できたりします。
その他、クレジットカード利用分の請求金額へ充当できるなど、活用できる機会が多いです。
節約に加えて、クレジットカードを持っていれば急な出費に備えられます。買い物の支払いに利用できる「ショッピング枠」以外に、現金を借りられる「キャッシング枠」が付帯していますから、すぐにお金が必要になったときでもすぐに現金の調達が可能です。
お金がない、金欠の状況を本質的に解決するには「支出を減らす」「収入を増やす」のが有効です。お金を借りるのも対処法の一つですが、一時的な方法にしかすぎません。後に返済が発生しますので、金欠がさらに深刻化するリスクを考慮する必要があるでしょう。
こちらでは、3つの対処法について詳しく解説します。
毎月の家計の支出を減らして手元に残るお金を増やすことは、お金がない状況や金欠から抜け出すのに有効です。家計は以下のように固定費と変動費の2種類に分類されます。
項目 | 特徴 | 費用内訳の一例 |
---|---|---|
固定費 | 毎月の支出額が一定の費用 |
・住居費(家賃や住宅ローンの返済金額) |
変動費 | 毎月の支出額が変動する費用 |
・食費 |
確実に支出を減らしたいなら、固定費を見直してみてください。固定費は毎月必ず発生する支出ですから、変動費を削減するよりも長期的にお金を残せる効果があります。
例えば、固定費を毎月5,000円削減できれば、1年で60,000円、3年で180,000円、5年で300,000円もの節約を期待できるのです。
不要な保険を解約したり、スマホの契約内容を変更したりして、無理なく固定費を削っていきましょう。
支出を減らすと聞くと変動費に注目しがちですが、優先するべきなのは固定費です。変動費を減らすために食事を制限したり、友人や同僚との付き合いを断り続けたりしているようでは、精神的負担も大きくなります。
また、数千円の支出削減のために我慢ばかりしているようでは、長続きせず途中挫折してしまうかもしません。
重要なのは続けることでもあるので、無理のない範囲で固定費を減らすように頑張ってみましょう。
支出を減らしてもお金のない状況を改善できない、金欠から抜けられない場合は収入を増やすことを考えてみてください。
収入を増やす方法は以下の通りです。
可能であれば複数の方法を併用してみてもよいでしょう。方法別に内容を解説します。
勤務先が副業を禁止していない場合、即日払いのアルバイトやクラウドソーシングといった方法で収入を増やせます。
もちろん本業に影響がない程度にやる必要がありますが、それぞれの内容を見ていきます。
即日払いのアルバイトは、その名の通り働いた当日中に給料をもらえます。急な出費ができたり、固定費の支払いが迫っていたりするなど、すぐにお金を調達したいときに時間やお金をかけることなく働ける点がメリットです。
ただし、本業の合間に働くのが前提ですから、「働きたいタイミングで仕事がなかった」「本業に支障が出ないように体調管理を行う」といった点に注意しなければいけません。
フルキャストなどでも募集している即日払いのアルバイトは、倉庫作業やイベントスタッフなど、スキルや経験を問われない仕事も多いです。仕事内容や働く時間によって給与の条件は異なりますが、日給1万円を超える案件が見つかる場合もあります。
クラウドソーシングとは、企業や個人がインターネットを通して仕事の受注や発注を行う業務形態です。インターネット環境とパソコンがあれば、在宅で働けたり、自分の得意分野を活かして収入を得られたりする可能性が高いでしょう。
休日や終業後など、空き時間を有効活用できる点が魅力の働き方です。
クラウドソーシングでは以下のように複数の仕事を募集していて、会員登録無料、仕事を始めるにあたって紹介料といった費用も発生しません。
ランサーズ(https://www.lancers.jp/)
クラウドワークス(https://crowdworks.jp/)
専業主婦などで収入がない場合、仕事を始めることを検討してみましょう。家事や育児を理由にフルタイム勤務が難しければ、パート勤務を選んでみてください。
少額でも継続的な収入を得ることで、手元に残るお金を増やせます。
時給制なら勤務時間を増やす、残業をして手当をもらうなど、可能であれば仕事量を増やして収入アップにつなげてみてください。
現在、配偶者の扶養となっている場合、扶養を外れることで厚生年金に加入できるなど、将来的な老後資金の確保にも効果的です。
副業ができない、残業手当を期待できない場合、現在の基本給アップを目指しましょう。すぐに効果が出るわけではありませんが、能力やスキル、経験が認められれば昇給が期待できます。
また、指定された資格を取得すれば手当を支給したり、職種によって手当がついたりする企業も存在します。勤務先の手当てについて確認し、可能であれば資格を取得する、職種を変更するといった対応も検討してみてください。
金欠なのにお金を用意しなければ困るときは、手元にある物品を換金するのも方法の一つです。
換金価値のある物品を保有していることが全体ですが、売却して収入を得られれば副業をしたり、お金を借りたりしなくても金欠を回避できます。
手元にある物品の換金方法の一例は以下の通りです。
物品の換金方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
リサイクルショップ |
・1回で複数の物品を売却できる |
・買取価格を決めるのはリサイクルショップ |
フリマアプリ |
・物品の価格設定を利用者自身で行える |
・購入者と個別にやりとりが必要 |
リサイクルショップやフリマアプリで物品を売却するにあたり、未使用でも中古品扱いになります。また、新品購入時よりも安い値段で売却が決まるケースもあるため、損をすることも覚悟しないといけないでしょう。
すぐにお金が必要な場合、当日中に物品の査定と現金化が可能なトレジャーファクトリーやハードオフなどのリサイクルショップを利用するのがスムーズです。
リサイクルショップでは、価値がないような物品でも買取対象となるケースもあるため、査定に出してみる価値はあるでしょう。
状態のよいブランドバッグやジュエリー、時計やゲーム機、家電製品といったアイテムを保有しているなら、まとまった金額が手に入る可能性も高いです。
すぐにお金が必要でなければ、メルカリや楽天ラクマなどのスマホから出品手続きを行えるフリマアプリを利用してみましょう。
リサイクルショップのように営業時間を気にしたり、来店したりする必要はありませんから、深夜でも早朝でも都合のよいタイミングで手続きが可能です。
フリマアプリはリサイクルショップとは買取価格の基準が異なります。出品した物品を求めている人がいれば、購入価格よりも高値で売れたり、すぐに売却が決まって数日で現金化できたりする場合があります。
しかし、購入希望者がいて売却が成り立つ仕組みなので、売れるまでに時間がかかることや、出品金額の見極めが難しい点に注意が必要です。
フリマアプリで売却が決まったら、購入者へ連絡、発送準備は出品者自身で行います。また、利用するフリマアプリによって異なるものの、売却金額の6~10%程度の利用手数料が発生します。
「支出を減らしてもお金がない」「現金化できる物品を持っていない」という人は、お金を借りて対応する選択肢があります。銀行や消費者金融が提供するカードローンサービスなら、無担保・保証人なしでお金を借りられます。
その他にもクレジットカードのキャッシング枠でATMから現金を引き出す、国からお金を借りる公的融資制度へ申し込むなどの方法を検討してもよいでしょう。
カードローンは、銀行や消費者金融会社などが提供する、個人向けローンサービスです。設定された利用限度額の範囲内なら、何度でも借り入れできます。
専用のローンカードで銀行やコンビニのATMなどから現金を引き出したり、指定した金融機関口座へ振込融資を行ってもらえます。
契約後は24時間使えるのも大きな利点です。
銀行が提供するカードローンと消費者金融が提供するカードローンの特徴は以下の通りです。それぞれに特徴やメリット・デメリットが異なりますので、比較・検討する際の参考にしてみてください。
メガバンクや地方銀行などが提供する銀行カードローンは、消費者金融と比べて金利が低い点がメリットであり特徴です。また、知名度や信頼度が高い銀行が提供するローンであることで、安心感も高いでしょう。
ただし、申し込みから融資を受けられるまでにかかる時間が比較的長い点に注意が必要です。審査結果が出るまでに最短2営業日、借り入れ開始まで1~2週間程度かかる場合があります。
契約後はすぐに使えますが、初回の契約から借り入れまでは時間がかかるのが銀行カードローンの一番のデメリットです。
消費者金融が提供する消費者金融カードローンは、審査時間最短30分程度、最短即日融資に対応しているなど、スピーディな借り入れができる点が特徴です。利便性が高く、比較的利用しやすい分、最高金利は法律で定める上限金利と同等の18.0%程度に設定されています。
しかし、消費者金融カードローンの多くが無利息期間サービスを提供しています。一定期間は金利が発生しないサービスですので、早期返済が可能なら利息の支払いが発生せず、消費者金融のほうが金利負担を抑えられる可能性もあります。
使い方によっては、低金利がメリットであり特徴の銀行カードローンよりも負担が軽くなります。
手持ちのクレジットカードにキャッシング枠が付帯されていれば、審査不要ですぐにお金を借りられます。クレジットカードのキャッシング枠とは、クレジットカードをローンカード代わりにして現金を借りられる機能です。
設定されている利用限度枠の範囲内で、銀行やコンビニのATMで現金を引き出したり、会員サイトから振込融資を受けられたりします。
なお、クレジットカードのキャッシング枠を利用する場合、ショッピング枠と合算した総利用枠に注意しましょう。例えば総利用枠が30万円、そのうちキャッシング枠が10万円のクレジットカードを持っているとします。
すでにショッピング枠を25万円使っていれば、キャッシング枠でお金を借りられるのは5万円、30万円を使っている場合はキャッシング枠を利用できません。返済が完了して利用枠が増えるタイミングを待つしかないのです。
国からの公的融資制度である「生活福祉資金貸付制度」を利用してお金を借りるのも有効な対処法といえるでしょう。
生活福祉資金貸付制度は、無利子または低金利、審査では申込者の個人信用情報を信用情報機関に照会しません。
過去に金融事故を起こした人でも返済能力が認められれば利用できる可能性が高いです。
利用するには、最寄りの市区町村の社会福祉協議会にて申込手続きを行い、審査に通過した後に融資を受けられます。
生活福祉資金貸付制度の種類の一例は以下の通りです。
生活再建までに必要な生活費
敷金、礼金など、賃貸契約を結ぶために必要な費用
生活を再建までに一時的に必要とする生活費
緊急かつ一時的に生計の維持が困難な場合に借りられる費用
上記以外にも、国からお金を借りられる公的融資制度にはさまざまな種類があります。自分が対象となるものがないか、市区町村役所のホームページで確認したり、問い合わせたりしてみるとよいでしょう。
また、生活福祉資金貸付制度は、申し込みから融資開始までにかかる時間が長い点に注意が必要です。緊急小口資金では早くても2週間程度、その他は1ヶ月以上かかるケースもありますので、時間に余裕を持ったうえで手続きを行ってください。
金欠に陥る背景には、さまざまな理由があります。お金がない状態から抜け出すには、金欠に至る理由を把握し、正確な対処法を講じるしかありません。そうすることで、手元にお金を残せるようになり、金欠を回避できるようになるでしょう。
家計の見直しや支出を減らすなどしたうえで、どうしてもお金が足りなくなる場合もあるかもしれません。そのときは、カードローンやクレジットカードのキャッシング枠なら、スピーディに現金を調達できますので便利です。
ただし、後に返済が発生しますので、無理のない返済計画を立ててから利用するのが安心でしょう。
総量規制施行前より複数カードローンやキャッシングでの借り入れ、延滞履歴あり。
2013年頃よりカードローンに関する情報サイト運営を開始。
自身での利用経験にも基づき、利用者の目線に立ったカードローンやキャッシング情報を発信しています。