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最短3分融資が可能、初回借入日の翌日から30日間の無利息期間サービスが適用されるなど、プロミスは利便性の高いカードローンです。
利用するには審査に通過しなければなりませんが、明確な審査基準は公表されていません。
「これからプロミスを利用したいけれど審査に落ちないか心配」
「プロミスの審査に落ちる理由が気になる」
「プロミスの審査に落ちたらどうすればよいのだろう」
と不安になる方も多いので、プロミスの審査についてや、残念ながらプロミスの審査に落ちてしまった場合の対処法についてまとめました。審査が気になる方は参考にしてください。
プロミスの審査に落ちたときに考えられる理由は次の通りです。
急な出費や生活費が足りないときなどにプロミスは役に立ちますが、申し込めば誰でも利用できるわけではありません。プロミスの月次データによると、2023年3月期の成約率は35.1%~43.8%(※)でした。
※ 出典:月次データ|当社について|SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
それぞれの理由を詳しく理解して、プロミスの審査に通過するための環境を整えておきましょう。
プロミスには以下のように一定の申込条件があり、該当しない場合は審査に落ちる要因となるでしょう。
プロミスの公式サイトの申込条件では、本人に安定した収入があれば、アルバイト・パート、主婦や学生(高校生を除く)でも申し込めると記載しています。ただし、収入が年金のみの場合は申込条件に該当しないため、プロミスに申し込めません。
18歳および19歳の方は収入証明書類の提出が必要です。
安定した収入とは、毎月一定の収入を得ていることを意味します。収入が多い・少ないではなく、継続的なものであるかが重視される傾向です。
短期間で高収入を得たとしても、安定性に欠けると判断されますので注意してください。
たとえば、同じ勤務先で勤続年数が長いほど、毎月安定した収入を得ていると認識されるでしょう。逆に、勤続年数が1ヶ月などの場合は、安定した収入を得ているとは認識されず、審査に不利となる可能性が高いです。
信用情報機関が管理する個人信用情報に金融事故の履歴がある場合、高い確率で審査に落ちます。これはプロミスだけでなく、すべてのカードローンやクレジットカードにおいて、共通すると認識してよいでしょう。
さまざまな金融商品に申し込んでも、審査に通過する可能性はゼロに近いです。
金融事故とは、消費者金融や金融機関などでお金を借りた際に、返済が大幅に遅れたり、返済不能に陥ったりして個人信用情報に異動情報の登録がされた状態を意味します。
一般的な金融事故の情報と内容は以下の通りです。
・長期延滞
返済期日までに返済が行われず、61日以上または3ヶ月以上経過した
・債務整理
任意整理、特定調停、個人再生、自己破産を行った
・代位弁済
契約者が返済不能となり、保証会社または保証人が代理返済を行った
・強制解約
重大な規約違反をするなど信用が著しく低下し、強制的に契約を解約された
金融事故のほとんどが返済に関する内容です。借り入れをしても返済期日までに返済を行ってさえいれば、金融事故の情報は登録されません。
1~2回程度の延滞であれば、金融事故として取り扱われる可能性は低いですが、確実に返済できるようにした方がよいでしょう。
個人信用情報とは、利用者の信用状態を客観的に登録した情報です。
カードローンやクレジットカードなどの契約内容、支払状況、残債額、延滞情報などが登録されていて、誰がどのように利用したのかが確認できます。
以下の3つの信用情報機関が個人信用情報を管理・保有しています。
プロミスが加盟するのは「JICC(日本信用情報機構)」「CIC(シー・アイ・シー)」の2社です。
※ 参考:個人情報の取扱いについて|プロミス
カードローン会社や金融機関などがそれぞれの信用情報機関に加盟し、金融事故の情報を共有する仕組みです。
プロミスと同じタイミングで複数のカードローンやクレジットカードに申し込む行為は審査落ちの可能性を高めます。
申込情報は、信用情報機関に6ヶ月間記録として残るからです。
プロミスの審査で信用情報機関に信用情報を照会した際に「最近、カードローンやクレジットカードに申し込んでいる」という情報が伝わります。
お金に困っているからプロミスを利用するのは事実ですが、短期間に複数のカードローンやクレジットカードに申し込んでいるようでは、プロミスから「返済を考えずに借りようとしている」と判断されるだけです。
同時申込は返済能力を疑われる原因になってしまいます。
プロミスの審査に通過する自信がないのを理由に、保険として他社のカードローンやクレジットカードに申し込みたくなるかもしれません。
しかし、プロミスの審査に通過する可能性を高めたいなら、同時期にプロミスと他のカードローンやクレジットカードへ申し込むのは避けましょう。
貸金業法の総量規制に抵触する場合もプロミスの審査に通過しません。
総量規制は、過度な融資から消費者を守るために個人の借入総額を規制しており、貸金業者から借り入れできる上限は原則年収の3分の1までとされています。
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。
引用元:総量規制について|日本貸金業協会
総量規制は1社ではなく、貸金業者からの借入総額を年収の3分の1に収める必要があります。年収300万円の人がすでに100万円を借りている場合、プロミスで新規融資を受けられません。
総量規制に抵触して審査通過が難しそうなときは、希望借入限度額を低くしたり、返済を進めて利用限度額を減らしたりしてください。
プロミスへの申込情報に間違いがあったり、虚偽があったりすると審査通過が難しくなるでしょう。
審査を有利に進めたいがために、事実と異なる年収を申告したり、他社からの借入金額を少額にしたりするといった行為は絶対に避けてください。個人信用情報や提出した書類を通して発覚し、審査に不利な状況を作り出すだけです。
申込内容に疑わしい点がある場合には、余計な電話確認が増えたり収入証明書類の提出が求められることにもなります。
プロミスを利用する際には、在籍確認を避けられません。在籍確認が取れなかった場合、プロミスの審査に通過しませんので注意してください。
在籍確認は「申込時に申告した勤務先で申込者が働いているかどうか」「確実に返済していけるだけの安定収入があるか」を確認するのが目的です。
在籍確認を行わないことで、返済能力のない相手に融資を行ってしまう場合があるからです。
プロミスの在籍確認は原則として電話で実施しないと公式サイトで伝えています。しかし、審査の結果により電話連絡をかける場合があると伝えているため、いつでも対応できるように状況を整えておくと安心です。
申込をしたら、勤務先に電話はかかってきますか?
原則、お勤めされていることの確認はお電話では行いません。ただし、審査の結果によりお電話による確認が必要となる場合がございます。(ご連絡の際は担当者の個人名でおかけし、プロミス名はお伝えいたしませんのでご安心ください。)
プロミスから在籍確認の電話がかかってきたら「お金を借りようとしているのが知られる」と不安になるかもしれません。
しかし、プロミスが申込者の勤務先へ電話をかける際には、プライバシー配慮のため担当者個人名を名乗ります。
在籍確認の電話だけでプロミスを利用することが周囲に知られる可能性は低いでしょう。
また、申込者が不在でも電話に出た人が「外出しております」「休日です」といった返答をすれば在籍が取れたとみなされます。
本人に電話が繋がれたとしてもあれこれ細かいことを聞かれるわけではなく、「在籍確認が取れましたので手続き完了です」といったような簡単な内容が伝えられるだけです。
プロミスの審査に落ちたからといって、お金を借りられないわけではありません。以下の対処法にて、お金を借りられたり、借金問題を解決できたりする可能性が高いです。
対処法別に解説していますので参考にしてください。
審査では収入の安定性が重要視されるため、以下の方法で返済能力を高めるようにしてください。
すぐには実現できないものもありますが、それ以外にも借入金額を減らすことで返済能力を高められます。
プロミスの審査に落ちても、期間を空けて改めて申し込めば、お金を借りられる場合があります。審査に落ちてから、6ヶ月後以降に再度プロミスに申し込んでみてください。
信用情報機関に申込情報が登録される期間が6ヶ月間だからです。
ただし、プロミスの審査に落ちた理由を把握して改善できていなければ、通過するのは難しい点を認識しておきましょう。
プロミス以外のカードローンに申し込むのも有効な方法です。カードローンによって審査基準が異なるため、プロミスの審査に落ちても他社なら通過できるケースも十二分にあるでしょう。
似た条件のカードローンでも審査基準はそれぞれで異なるので、以下のカードローンを参考に検討してみましょう。
プロミスや他のカードローンに申し込む前に「個人信用情報の確認」「借入金額をできるだけ減らす」「遅れずに返済する」ことを行っておきましょう。
信用情報機関に開示請求を行えば、自分の個人信用情報の内容を確認できます。プロミスが加盟する「JICC(日本信用情報機構)」「CIC(シー・アイ・シー)」の2社に請求を行い、以下の内容を確認するとよいでしょう。
合わせて以下の点の確認も欠かせません。
個人信用情報に審査落ちに直結するトラブルがなければ、審査通過の可能性は高まります。
プロミスや他のカードローンの審査を受ける場合、借入金額をできるだけ減らすことも重要です。一般的に、借入金額が少ないほど返済能力が認められて審査通過の可能性が高まります。
現在、保有するクレジットカードに「キャッシング枠」が設定されていれば、利用枠の範囲内ですぐにATMから現金を引き出したり、指定した口座に振り込んでもらえたりします。
キャッシング枠の利用枠はクレジットカード申込時の希望金額を参考に、カード会社が設定します。
1,000円単位からお金を借りられることもあるので、急な出費が発生した際にも便利です。
ただし、クレジットカードごとにキャッシング枠の金利が設定されている、キャッシング枠の利用によってショッピング枠が減少する可能性が高い点に注意してください。
クレジットカードにキャッシング枠の設定がない場合、新たに申し込んで審査に通過しなければいけません。手続きは、以下のような方法で行えます。
キャッシング枠を新たに設定する場合、カード会社に収入証明書の提出を求められるケースがあります。その際には、源泉徴収票や所得証明書といった所定の書類を提出してください。
他社から複数の借り入れがある人は、プロミスのカードローンではなく「賃金業法に基づくおまとめローン」に申し込むのも対処法の一つです。
複数のローンを一本化する商品で、プロミスから融資を受けて他社からの借り入れを完済し、返済先を1社にできます。
毎月の返済負担や金利設定を抑えるのに有効な方法です。
プロミスの賃金業法に基づくおまとめローンは、総量規制の「例外貸付け」に該当するため、年収に関する制限を受けません。返済能力が認められれば、審査に通過して年収の3分の1を超える融資を受けられる可能性が高いです。
※ 参考:貸金業法Q&A:金融庁
ただ、プロミスのおまとめローンはWebでの申込ができず、以下の方法に限られる点には注意が必要です。
「どこからもお金を借りられそうにない」という場合、家族や友人に一時的な借金の相談をしてみましょう。相談した結果、それまでの関係性が崩れたり、酷く叱られたりする可能性も高いです。
「なぜお金が必要なのか」「毎月どのくらいの金額をいつまでに返済するのか」を説明したうえで、借金をお願いしてください。
相談した結果、お金を貸してくれることになったら、相手の思いを裏切らないように返済遅れや踏み倒しを絶対にしてはいけません。
また、事前に借用書を作成しておけば返済トラブルを避けるのに有効です。
「他社の返済のためにプロミスを利用したい」「返済不能に陥りかけている」など、すでに借金問題を抱えている人は法的に解決することも検討してください。
法的に借金問題を解決する方法が債務整理です。任意整理、個人再生、自己破産といった手続きがあり、借金額や安定収入があるかどうか、保有財産はどのくらいあるのかによって、選択肢が異なります。
自身でどの債務整理を行うかの判断は難しいため、手続きを行う場合には専門家に相談をしたほうが良いでしょう。
弁護士事務所や司法書士事務所の多くで無料相談を利用できます。返済トラブルが深刻化する前に、適切な手続きにて債務整理を行いましょう。
債務整理を行うと、信用情報機関に事故情報が記録されることに繋がります。
今後何年間にもわたってローンが組めない、カードが作れない状況に陥ってしまうので、債務整理の判断は最終手段としておかなければなりません。
軽い気持ちで債務整理を行ってしまうのはおすすめしません。
返済ができなくなってしまうほどであれば仕方ありませんが、そうでもない状態での債務整理は慎重に判断するようにしてください。
プロミスの審査に落ちる理由は「申込者に安定収入がない」「過去に金融事故を起こしている」「総量規制に抵触している」など、いくつか挙げられます。
プロミスの審査に通過するために、継続的な安定収入を得られる状況を作ったり、適切なタイミングでプロミスや他のカードローンに申し込むなどの対処法を実行したりしましょう。
総量規制施行前より複数カードローンやキャッシングでの借り入れ、延滞履歴あり。
2013年頃よりカードローンに関する情報サイト運営を開始。
自身での利用経験にも基づき、利用者の目線に立ったカードローンやキャッシング情報を発信しています。