カードローンの審査に通りたいからと他社借り入れに嘘を書いても意味がない

カードローンの審査に通るかどうかは、他社借り入れ状況がとにかく重要です。

他社借り入れが多すぎれば審査では不利になり、逆に他社借り入れの状況が良好であれば審査に通る可能性も高くなります。

審査に通りたいからと他社借り入れで嘘をつきたくもなるものですが、審査結果を良くすることはないので意味がありません。

他社借り入れの嘘はすぐバレる

申し込み時に入力をする他社借り入れに関する情報は、審査の際に信用情報機関を通して確認がされることになります。

信用情報機関には他社での借り入れ情報が記録されているので、嘘をついているかどうかはすぐに分かります。

僅かな違いであればそこまで気にはされませんが、実際の借り入れ状況と申し込み時に入力をした他社借り入れ状況があまりにもかけ離れている場合には、審査に良い結果をもたらさない可能性が高くなります。

例えば他社借り入れ額が50万円あるにも関わらず、嘘をついて5万円や10万円と入力をしてしまうのは良くありません。

実際の借り入れ額と自己申告をする借り入れ額に大きな開きがあるのは、以下のような理由が考えられるためです。

いずれの場合においても審査では決してプラスにはなりません。

無担保で保証人も不要となるカードローンの借り入れは、とにかく申し込み者本人の信用が重要になります。

「信用」とは信用情報だけでなく、お金を返す意思がしっかりとあるか、お金を貸すに値するかどうかも含まれています。

他社借り入れで嘘を付くような人はお金を貸すには値しない、つまり信用がないとなり、カードローンの審査でも当然ながら不利になります。

他社借り入れで嘘を付いたつもりはなくても、自身の借金状況を正確に把握していないがために、他社借り入れ額を間違ってしまうこともあります。

ここまでくると自身では借金がコントロールできなくなっている状態とも言えるので、総量規制で定める年収の3分の1以内だとしても、新たに借りられない可能性が高くなります。

嘘だけでなく他社借り入れは入力間違いも、審査では不利になる要因になります。

嘘を付いたつもりはなく、借金の状況もしっかりと把握しているにも関わらず他社借り入れ額が事実を異なる場合は、申し込みが理解できていない可能性があります。

理解せずに申し込みをしてしまうような人に貸しても、返済も理解をしているか、把握ができているかが分からないのでお金は貸せません。

他社借り入れ額の部分だけではありませんが、各項目ともしっかりと理解をした上で、不明点があれば問い合わせてから申し込みを進めるようにしましょう。

信用情報機関で確認をすれば正確に分かる他社借り入れ状況も、申し込み時に自己申告をさせることにより、様々な意味が持たせられるようになります。

カードローンの審査は単純に収入と借り入れだけで判断しているわけではないので、こういった部分も審査の結果を左右する大きな理由となります。

嘘を付くのは意味がないので絶対に避けるべきですが、間違いなども審査を不利にしてしまう場合があるので十分に注意をしなければなりません。

カードローンの申し込みは様々な項目の入力を行います。

その中には審査において重要な意味を持つ収入の欄もあります。

収入が多ければ多少は他社借り入れがあっても審査に通ることも十分に可能なため、収入欄に嘘を書いてしまう方もいます。

しかし、これは他社借り入れ同様、絶対にやめましょう。

信用情報機関には収入に関する記録はありません。

他社の借り入れや利用状況は細かく記録はされていますが、収入は記録をしていません。

だからと言って嘘が通用するはずもなく、収入と他社借り入れ状況が少しでも怪しければ、収入証明書の提出が求められることがあります。

収入証明書を求められた場合、提出をしないと審査が進みません。

そのまま提出ができないと申し込みが取り下げられる、つまり審査落ちとなります。

他社借り入れ同様に収入に関しても嘘で審査を通せるほど簡単ではないので、嘘はやめて正確な数字を入力するようにしてください。

どの消費者金融も、あるいは銀行で借りる場合の保証会社となる信販会社等も審査に関してはプロです。

審査のプロ相手に嘘が通じるはずもなく、嘘をついてまでお金を借りようとしているとなれば、非常に悪いイメージが持たれてしまう可能性すらもあります。

信用情報には載らない各社で独自に保有する内容にネガティブな情報を持たれるととにかく厄介なので、嘘の情報で申し込みはせず、ミスもなるべくないように正しく申し込みを進めるようにしてください。

それで借りられないのであれば、現状では借り入れは不可能、借りても返済ができないということなのです。