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カードローンは他社の借り入れが多くなると審査では不利になります。
とは言っても他社借り入れがある=即NGとなるわけではありません。
他社借り入れがあっても借りられる、審査に通るカードローンは、実際にはいくらでもあります。
他社借り入れが原因でお金が借りられない結果となるのは、主に以下に該当をする場合です。
収入に対しての他社借り入れが多ければ総量規制もあって審査は厳しくなり、利用状況が悪ければ信用情報の関係で同じく審査結果は厳しいものとなります。
このあたりになると各社各サービスの審査基準の話になってくるので、正確なラインというのは分かりません。
あくまで傾向にはなりますが、他社借り入れがあっても
といった状況にあれば、他社借り入れがあってもお金が借りられることが多いです。
他社借り入れが年収の3分の1まで達してしまっていると、総量規制によってお金が借りられないのでどうにもなりません。
他社借り入れ件数はどのカードローンにおいても明確に基準を設けてはいません。
「多重債務状態になければOK」などといった基準も、当然ながらありません。
そもそもが多重債務というのは2件以上の借り入れを指すとされています。
多重債務で即NGとなれば、他社借り入れがある方の多くがNGになってしまいます。
ただ、一般的に3件や4件を超えてくると借りすぎ、件数が多すぎとされるので、それを下回る他社借り入れ件数なら借りられる可能性はあります。
例えば他社1件だけで借りていて緊急でお金が必要になって2件目の借り入れ先を探しているなどであれば、年収と利用状況にもよりますが審査に通る可能性も十分にあります。
総量規制を超えているとどうにもなりませんが、総量規制の範囲内なら、借り入れ先によっても色々と変わってきます。
消費者金融でもそれぞれで審査基準が異なるため、他社借り入れがあってもOKのところ、厳しくなるところも様々です。
特に分かりやすいのがSMBCモビットです。
SMBCモビットは消費者金融のカードローンではありますが、審査基準は銀行に近い傾向にあります。
高いレベルでの安定した収入や、40代前後の年齢の利用者が多いなど若者向けではありません。
その厳格な審査基準から、他社借り入れが1件でもあると途端に審査通過が難しくなります。
アコムやプロミス、アイフルといった他の大手消費者金融では、借りすぎていないのであれば他社借り入れがあっても審査には通ります。
その中でもアイフルは独立系消費者金融だけあって他社借り入れがある方からも人気が高く、総量規制の範囲内なら少額であれば借りられる可能性があると人気です。
それでも繰り返しにはなりますが、借りすぎていればNGです。
他社借り入れによって審査に引っかかってしまい、大手では借りられないという状況ももちろんあります。
大手が全滅となれば他の借り入れ先を探すしかなく、そうなると候補に挙がるのが中堅消費者金融です。
中堅消費者金融はあまり馴染みがありませんが、中堅の中でも有名なところと言えば
などがあります。
正規の消費者金融であることには変わりはないので金利は上限がしっかりと守られますが、サービス面などで大手には劣るので積極的に利用をするようなところでもありません。
ここまでは他社借り入れ=他社のカードローンやキャッシングとして話を進めています。
しかし、他社借り入れと言っても様々なものがあります。
例えばですが
なども他社借り入れと言えば他社借り入れです。
しかし、これらについてはカードローンの審査の際にはそこまで影響がない場合も多いです。
カードローンの審査で他社借り入れがネックとなる大きな理由が、総量規制にあります。
総量規制があるために他社借り入れがあると借りられない、審査に通らないという場合も多くなります。
逆に言えば、他社借り入れがあってもその借り入れが総量規制の対象になっていないのであれば、カードローンやキャッシングの審査では影響は軽微で済むということです。
住宅ローンやマイカーローン、その他の金融機関から借り入れている目的ローンなどは、総量規制の対象にはならない債務です。
総量規制の除外貸付に分類されるもの住宅ローン
マイカーローン
高額医療費の貸付
有価証券や不動産などの担保とする貸付
カードローンの申し込み時に入力をする他社借り入れにも含みません。
それらの返済状況に問題があれば信用情報機関を通じて分かってしまいますが、順調な返済ができているなら、住宅ローンなどの総量規制に含まないローンは、カードローンの審査に与える影響はそこまで大きくはないのです。
住宅ローンなどではなく、カードローンやキャッシングなどの他社借り入れがある方は、申し込み前にやっておきたいことがあります。
主に消費者金融の公式サイト上で行える「借り入れ診断」で、これを活用することで他社借り入れがあっても借りられる見込みがあるかの判断が付きます。
呼び名こそ「借り入れ」の診断となっていますが、実際には申し込みができるかの診断に過ぎません。
診断内容としては非常に単純なもので、年収に対しての他社借り入れ金額が3分の1までいっていないかどうかを見ているだけという場合がほとんどです。
他社借り入れの合計額が年収の3分の1に達していれば「診断では判断できません」などと表示され、3分の1まで達していなければ「借り入れは可能と思われます」と表示されるだけです。
借り入れ先によっては年齢を入力する場合もあります。
年齢も単純に利用可能な範囲にあるかを確認しているだけに過ぎないので、すべての入力項目において借りられるかというよりも、利用をするための最低限の条件を満たしているかを判断しているだけです。
それだと無意味なものと思っておもってしまうかもしれませんが、まずは審査が受けられる状態にないことには話にならないので、スタートラインに立てるかの確認ができると考えると借り入れ診断は有用です。
何より、時間をかけず数秒で終わるのも良い点です。
借り入れ診断は申し込みではないので、名前などの個人情報は一切入力しません。手軽に何回でも行えるので、自身の他社借り入れ状況を入力して確認をしてみると良いでしょう。
もしこれから2社目の借り入れをするといった方がいたら、とにかく返済には十分に注意をするようにしてください。
カードローンやキャッシングの返済は2社、3社となるととにかく大きな負担となってきます。
毎月の利息だけでも馬鹿にならない金額になってくるので、他社借り入れがある状態でさらに借りる場合には、返済計画はしっかりと立てるようにしてください。
どうにもならない理由で借り入れ件数を増やしてしまうのであれば、借りる金額は本当に必要最小限にしておかないと返済が回らなくなる可能性があります。
頑張ればいつでも返せるぐらいの少額で借りないと、それこそ借金まみれ、火の車です。
そうならないためにも他社借り入れがある状態で新たにお金を借りるのであれば、何とか余裕を持って返済ができる範囲で、多くの金額は借りないようにしましょう。