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「アコムの利用限度額を増やしたい」
「現在設定されているアコムの利用限度額では足りない」
契約時に設定された利用限度額以上の借り入れを希望する場合、増額審査に申し込めます。しかし、増額審査に申し込めば無条件に利用限度額を増やせるわけでありません。
借入期間や返済実績によっては、審査に落ちるだけでなく減額や利用停止などの措置を取られる場合があるので注意が必要です。
ここでは、アコムの増額審査に落ちる人の特徴をはじめ、増額審査に落ちた際の対処法などを解説します。アコムの利用限度額を増額する方法についてもまとめていますので、増額ができなかった方もこれから増額をしたい方も参考にしてみてください。
アコムの利用限度額を増額したい場合、新規申込時と同様に審査を受ける必要があります。現時点でアコムの契約があったとしても、借入残高が多かったり、正しく返済ができていなかったりすると審査に落ちる可能性が高いと認識しておきましょう。
アコムの増額審査に落ちる人に共通する理由は、以下のとおりです。
理由別に内容を解説しますので、基本的なポイントをおさえて審査対策を行いましょう。
信用情報に金融事故の情報が登録されていると、アコムの増額審査だけでなくすべてのローンやクレジットカードの審査通過が難しいです。アコムの増額審査では、新規申込時と同じく信用能力を判断するために、信用情報機関へ信用情報を照会する項目が含まれています。
過去に金融事故を起こしていることによって、個人の信用力は著しく低下した状態です。アコムに限らず、金融事故を起こすような相手に「お金を貸しても同様のトラブルを起こすのではないか」と疑われてしまいます。
アコムも貸し倒れによる損失を出したくないので、リスク回避のために信用力に不安や疑問のある人は審査で落としてしまうのです。
金融事故に該当する情報は以下のとおりです。
金融事故を起こしたとしても、信用情報に半永久的に登録されるわけではありません。金融事故の種類や個人情報を登録する信用情報機関によって登録期間が定められています。
項目 | CIC(株式会社シー・アイ・シー) | JICC(日本信用情報機構) | KSC(全国銀行個人信用情報センター) |
---|---|---|---|
61日以上の延滞 | 5年 | 1年 | 5年 |
3ヶ月以上の延滞 | 5年 | ||
任意整理・特定調停・個人再生 | 5年 | ||
自己破産 | 7年 | 5年 | 10年 |
代位弁済 | 5年 | ||
強制解約 | 5年 |
自分の信用情報の内容が分からなかったり、金融事故が登録された時期を明確に覚えていなかったりする場合、各信用情報機関へ内容開示の手続きを行うとよいでしょう。
※ 参考:開示を申し込む | 開示サービス | 日本信用情報機構(JICC)指定信用情報機関
アコムを契約後すぐに利用限度額を使い切って増額審査を受けても、通過する可能性は低いでしょう。増額をするにあたって「これからもアコムを利用してくれるのか」「正しく返済できるのか」の2点が重要です。
そのためには良好な利用実績を築いて、アコムに返済能力や信用力の高さを認めてもらう必要があるからです。
良好な利用実績を築きたいのであれば、現在設定されている利用限度額の範囲内で、定期的な借り入れと正しく返済することを継続してみてください。期間は一般的に半年以上とされていますが、その間に返済の遅延は厳禁です。
一度でも返済を遅延した場合は、信用力を落として審査通過が不利になります。
アコムの返済を遅延したり、滞納をしていたりする場合、返済能力や信用力の低さが問題視されます。その状況で増額審査を受けた場合、利用限度額を増やすどころか減額や利用停止となるケースがあるので注意した上で申し込んでください。
また、他社からの借入金額や件数が多い場合も増額審査において不利になります。
アコムは貸金業法の総量規制の対象なので、年収の3分の1を超える貸付を行うことを禁じられています。増額によって総量規制に抵触する場合は審査に落ちてしまうので注意が必要です。
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。
年収300万円の人が総量規制に抵触しない上限は100万円、年収600万円の人は200万円、年収900万円の人は300万円となります。アコムに新規契約した当初よりも他社からの借り入れなどで借入総額が増えている場合、年収の3分の1を超えない金額で増額を希望しましょう。
総量規制で定められた以上の金額を借りたい人は、総量規制が適用されない銀行カードローン、増額の理由が他社からの借入金返済が目的なら、総量規制の例外が適用される「おまとめローン」の利用を検討してみてください。
新規契約時など、前回アコムの審査を受けたときから、勤務先や年収などの情報に変更がある人は注意が必要です。勤務先が変わった旨や収入が下がった旨をアコムへ連絡していない場合、増額審査に落ちる可能性を高めてしまいます。
それが単に連絡を忘れただけであっても、事実と異なる情報を登録している以上、信用力を落としてしまうのです。
また、収入の減少が大きい場合、審査に通らない以外に利用限度額を減額される可能性も高いです。その他にも、借入金と利息を含めた金額の一括返済を求められたり、最悪の場合にはアコムの契約解除に発展したりする恐れがあります。
「審査に不利にしたくない」という安易な思いから、事実と異なる勤務先や年収などの情報を登録するのは厳禁です。よかれと思っての行動が取り返しのつかないトラブルに発展する場合があります。
勤務先などに変更があった場合には、アコムの公式アプリや総合カードローンデスクへの電話で変更手続きが行えます。特に手間がかかるものでもないので、情報に変更があった場合にはなるべく早めに手続きを済ませておくと良いでしょう。
総合カードローンデスク
0120-629-215
(平日9:00~18:00)
アコムの利用限度額を増額したい場合は「インターネット」「電話」「店舗」のいずれかの方法で申込手続きを進めます。
手続きによる審査の違いなどはないので、進めやすい方法で増額の手続きを行ってください。
インターネットなら、24時間365日増額の申し込みが可能です。審査結果は原則当日中の回答としているため、最短即日融資を受けられる可能性も高いでしょう。
ただし、21時50分から翌8時までに増額の申し込みを行った場合、審査結果を確認できるのは9時以降です。
契約直後などで「ご利用可能額を増やす」の表示がない場合、アコム総合カードローンデスク(0120-629-215)へ問い合わせてください。
アコムの店舗に併設されているアコムATMや自動契約機「むじんくん」から増額の申し込みが可能です。
【アコムATM】
※ 「極度額等の変更申込」の表示がない場合、アコム総合カードローンデスク(0120-629-215)へ問い合わせてください。
【自動契約機「むじんくん」からの申し込み】
※ 本人確認書類:運転免許証(表・裏)、マイナンバーカード(表のみ)、パスポート(写真と住所が記載された部分)、保険証(表・裏)
アコムATMや自動契約機「むじんくん」の場所や営業時間は随時変更されるため、利用前にアコム公式サイトで最新情報をご確認ください。
電話で増額の申し込みを行う場合、アコム総合カードローンデスクに連絡してください。増額が可能なら、オペレーターの案内に従って手続きを進めるだけです。オペレーターと直接会話が可能なので、不明点をその場で解決できます。
電話番号 | 受付時間 |
---|---|
0120-629-215 | 平日9:00~18:00 |
アコムの利用限度額を増額したいけれど「勤務先に在籍確認の電話連絡がかかってくるのを避けたい」と考えている人もいるのではないでしょうか。勤務先にアコムの利用を知られたくない人もいることでしょう。
アコムの増額審査では、基本的に契約者の勤務先へ在籍確認の電話連絡をかけません。ただし、アコムが必要と判断した場合にかぎり電話連絡を行う場合がありますので、確実に電話がかかってこないとは言い切れない状況です。
電話による確認を実施する場合でも、アコムは同意なく勝手に電話をかけることはありません。
Q.勤務先に在籍確認の電話がかかってきますか?
A.原則、実施しません。もし実施が必要となる場合でも、お客さまの同意を得ずに実施することはありませんので、ご安心ください。
アコムは契約者のプライバシーに配慮をしているので、電話をかける際にアコムの社名を名乗ったり、第三者に用件を伝えたりしません。在籍確認の電話だけでアコムの利用を気付かれる可能性は低いですが、不安な人は以下のような事前対策を立てておくと安心です。
事前対策を立てたにも関わらず、自分以外の人(同僚や上司など)が電話を受けることも想定して、言い訳を用意しておくとよいでしょう。違和感がなく、かつ辻褄の合う言い訳は以下のとおりです。
アコムの増額審査では在籍確認の電話連絡をしないケースがほとんどとはいえ、念のために覚えておいてください。
下手な言い訳をするとバレる原因になるので、「クレジットカードの申込手続き」などはアコムへの申込手続きとはバレないのでおすすめです。
アコムを一定期間利用し、かつ返済の遅れがない人を対象に「増額案内」の電話がかかってくる場合があります。
どのような基準で増額案内の電話連絡を行うのかは公開されていませんが「今後もアコムから借り入れをしてくれる」「遅れずに返済をしてくれる」といった見込みのある人が対象の可能性が高いでしょう。
返済ができる見込みがある顧客にはアコムも増額を行ってくれます。
しかし、増額案内の電話がかかってきただけでは、確実に増額できるかどうかは分かりません。案内がない人に比べたら審査通過の可能性は高いかもしれませんが、審査を実施したものの落ちてしまうケースもゼロではないのです。
以下のような状況では、アコムから増額案内が来ても審査に通らないことがあります。
アコムでは契約後も顧客の信用情報を定期的にチェックしています。チェックしている中で問題がないと判断されると増額案内が来ることがありますが、チェックをしたときと案内を出したときで状況が変わっていると、審査に落ちてしまうこともあります。
また、申込時に入力した年収が違った、契約中に収入が下がったなどの場合にも、案内が来ても増額審査に落ちてしまう原因になります。
アコムの増額審査では収入証明書類を提出することが多く、申込内容との違いがあると審査で引っかかることになってしまうのです。
増額案内は一定の基準に該当する契約者を対象に行いますが、現在設定されている利用限度額に不足がない場合は断っても問題ありません。増額案内が届いても、絶対に増額の申し込みをしなければいけないわけではないのです。
アコムが増額案内をいつ送るかは具体的に定められていないので、一度断ったら次はいつ案内がくるかを予想できません。しかし、増額案内を一度断っただけでペナルティはありませんし、次回以降の審査で不利になるケースもないので安心してください。
増額案内の電話がかかってくるのが嫌だという場合には、断っておいたほうが良いでしょう。
アコムの増額審査に落ちたからといって、半永久的に増額ができないわけではありません。次のような対処法によって、増額できる場合があります。
対処法別に内容を解説しますので参考にしてください。
アコムの増額審査に落ちても、再度申し込みが可能です。ただし、増額審査に落ちた後すぐに申し込んでも結果は同じでしょう。再度アコムの増額審査を受けるなら「最低でも半年は期間を空ける」「増額審査に落ちないための対策を取り入れる」しかありません。
例えば、以下のような行動が増額審査の対策として有効です。
増額審査では、登録情報に変更点がないかも確認されます。勤務先や収入に変更がある場合事前に修正を行っておいてください。
また、前回審査を受けたときよりも年収が増えている人は、所得証明書も用意しておきましょう。年収を証明できれば、その分だけ返済能力が高くなって審査通過の可能性が高まるからです。
アコムの利用限度額を増額できなかったとしても、他の消費者金融カードローンに申し込めば審査に通過する場合があります。なぜなら、カードローン会社ごとに審査基準を定めているため、審査でチェックする項目が異なるからです。
増額審査は現在の利用実績や借入残高などから返済能力を慎重に判断するため、新規申込時と比べて審査通過難易度が高くなる傾向にあります。
アコム以外の消費者金融カードローンも最短即日融資に対応していたり、初めて契約する人に対し無利息期間サービスを提供していたりします。すぐにお金が必要な人や短期間の借り入れであれば、アコムで増額するよりも便利かつお得に利用できるでしょう。
アコム以外の消費者金融カードローンをまとめましたので参考にしてみてください。
項目 | アイフル | プロミス | SMBCモビット |
---|---|---|---|
借入条件 | 満20歳以上満69歳までの継続した収入と返済能力を有する人 | 満18満~74歳の本人に安定した収入のある人 | 満20歳~74歳の安定した定期収入のある人 |
パート |
借入可能 |
||
利用限度額 | 1~800万円 | 1~500万円 | 1~800万円 |
実質年率 | 3.0%~18.0% | 4.5%~17.8% | 3.0%~18.0% |
最短借入 | 20分 | 20分 | 最短即日 |
無利息期間 | 初回契約日の翌日から30日 | 初回借入日の翌日から30日 | なし |
担保・保証人 |
不要 |
||
借入診断 |
あり |
プロミス:20歳未満の方は収入証明書類の提出が必要です。収入が年金のみの方は不可、高校生を除きます。
SMBCモビット:収入が年金のみの方は不可です。申込内容によってはご希望に添えない場合があります。
アコムの増額審査に落ちた場合、消費者金融カードローン以外に銀行カードローンに申し込むことも検討できます。しかし、消費者金融カードローンは金利面の条件はよくても、申し込みから融資開始までに時間がかかり、審査通過難易度も高い傾向です。
返済能力が低いなどを理由に審査に通過する自信がない場合、銀行カードローンに申し込むのはリスクが高いでしょう。
アコムの利用限度額を増額する理由が他社の借入金返済で、かつ複数社からの借り入れがあるなら「おまとめローン」に申し込むのも方法の一つです。おまとめローンとはその名のとおり、複数社からの借り入れを1つの借入先にまとめるローンサービスです。
新たな会社から融資を受けて他社からの借入金額を返済し、借入先を1社にまとめられることが特徴のローンサービスです。
おまとめローンは借入先を1社にまとめる以外に、現在よりも金利設定を低くしたり、月額返済額や返済期間の軽減をしたりするためにも利用されています。
また、おまとめローンは総量規制の例外貸付けに該当する契約なので、審査に通過すれば年収の3分の1を超える金額を借りられる可能性があります。
複数の借入れを一本化する、いわゆる「おまとめローン」は、法令が規定する一定の条件を満たせば、「顧客に一方的有利となる借換え」として総量規制の「例外貸付け」に該当し、貸金業者から年収の3分の1を超えて利用できる場合があります。
アコムが提供するおまとめローンは「貸金業法に基づく借り換え専用ローン」です。借り換え専用という名称ですが、複数社からの借金(貸金業者への返済に限定)を一本化するためにも利用できます。
アコム「貸金業法に基づく借り換え専用ローン」 | |
---|---|
資金使途 | 貸金業者からの債務の返済に限る |
利用対象 |
・安定収入と返済能力を有する人 |
融資額 | 1~300万円 |
貸付利率 |
7.7%~18.0% |
返済方式 | 元利均等返済方式 |
遅延損害金利率 |
20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
クレジットカードの主要な機能であるショッピング枠以外にキャッシング枠が設定されていれば、クレジットカードでの借入も可能です。
キャッシング枠を付けた記憶がなくても申込時に設定している場合もあるので、クレジットカードを持っている方は一度確認をしてみるのも良いでしょう。
もしキャッシング枠があるなら、利用限度枠の範囲内にて審査なしですぐにお金を借りられます。会員サイトや電話から振込依頼をしたり、クレジットカードを使ったりしてコンビニや銀行のATMから現金を引き出してください。
アコムの利用限度額を増額するには審査に通過する必要があります。アコムを契約してから間もない、契約後すぐに利用限度額の全額を借りている、返済の遅延をしているような人はアコムに返済能力や信用力の高さを認めてもらえません。
まずは半年を目安にアコムから借り入れをして支払日に間に合うように返済することを継続してみてください。
しっかりと実績を積めば、他社借り入れとアコムからの借り入れを合算して年収の3分の1を超えない範囲内で増額できる可能性が高いです。
しかし、アコムの増額審査を受けたものの、逆に利用限度額が下がる、利用停止になる、在籍確認の電話連絡を実施するかもしれないなどのデメリットも存在します。
審査に落ちて利用限度額を増額できないケースもあるかもしれません。
アコムの増額審査に落ちた場合、他の消費者金融カードローンに申し込む、改めてアコムの増額審査を受ける、クレジットカードでキャッシングする、借入先が複数あるならおまとめローンで借金を一本化するなどの方法があります。
増額の申し込みを行う前に、他の消費者金融カードローンやおまとめローンの特徴も理解したうえで、自分にメリットの多い方法を選択してください。
総量規制施行前より複数カードローンやキャッシングでの借り入れ、延滞履歴あり。
2013年頃よりカードローンに関する情報サイト運営を開始。
自身での利用経験にも基づき、利用者の目線に立ったカードローンやキャッシング情報を発信しています。