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「SMBCモビットの利用限度額が足りなくて困っている」
「今のSMBCモビットの利用限度額では今後が不安」
このような悩みを抱えている人は、SMBCモビットの利用限度額を増額してみるとよいでしょう。
SMBCモビットが実施する審査に通過すれば、利用限度額の増額が可能です。
しかし、利用限度額の増額を希望しても、SMBCモビットの利用実績や返済状況によっては、審査に落ちたり、利用限度額を減額されたりする場合があります。
そうならないように、SMBCモビットの増額におけるポイントや増額ができなかった場合の対処法について、予めしっかりと知っておくと良いでしょう。
SMBCモビットの利用限度額を増額する際には、主に以下の2つの方法で手続きが可能です。
詳細を解説するので見ていきましょう。
モビットコールセンター(0120-24-7217)に電話をかけて、オペレーターに利用限度額を増額したい旨を伝えてください。電話の受付時間は9:00~18:00です。
なお、24時間対応の自動音声案内(0120-24-7061)は、残高照会と振込キャッシング専用なので、利用限度額の増額には対応していません。
スマートフォンを利用する人は「SMBCモビット公式スマホアプリ」から、またはSMBCモビット会員専用サービス「Myモビ」からでも利用限度額の増額申請が可能です。
申し込みから審査結果の連絡までのすべての手続きをインターネットで完結できるので、電話をかけたり、郵送物を送付したりする手間はかかりません。
ただし、利用限度額の増額申請を行えるのは、公式スマホアプリやMyモビに以下の表示がある人のみです。
トップ画面の「利用可能額」の下に「限度額増額の申込」のボタンが表示
トップ画面に「増額審査を申込む」が表示
SMBCモビットの一定の基準に該当する人に対し、利用限度額の増額案内が届く場合があります。案内が届くために必要な基準は公表されていませんが、定期的にSMBCモビットを利用している、毎月の返済に遅れがないなど、優良顧客と認めた人を対象にしている傾向です。
利用限度額の増額案内はMyモビメッセージ、電話、メールなどで届きます。
案内が届いただけでは利用限度額の増額を確約されたわけではありませんし、申し込んでも審査に落ちるケースもあります。
しかし、良好な利用実績がない、返済能力や信用力に問題がある契約者には増額の案内が届きません。自分から申し込むよりも増額審査に通過する可能性が高い傾向にあります。
SMBCモビットの利用限度額を増額する場合も、新規申込時と同じく所定の審査に通過しなければなりません。
SMBCモビットで増額できない主な理由は以下の通りです。
SMBCモビットと契約を締結していても、収入と返済金額のバランスが取れていなかったり、返済の遅延を起こしていたりすると、増額審査に落ちる可能性を高めます。理由別に内容を解説するので、審査対策に役立ててください。
SMBCモビットの増額審査では、これまでの利用実績が重要視されます。新規契約したばかりだったり、契約はしたものの一度も借り入れをしていなかったりする場合、返済能力や信用力を証明できていない状態です。
まずは6ヶ月~1年を目安に借り入れと正しく返済することを続けてみてください。
SMBCモビットから優良顧客と判断されれば、増額審査が有利になるのはもちろん、増額案内が届く可能性も高まります。
SMBCモビットは総量規制の対象なので、貸金業者から借り入れできる上限を年収の3分の1を超えない金額に制限しています。総量規制に収まらない金額で増額を希望した場合は審査に通過しません。
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています(総量規制)。
自分の収入や貸金業者からの借入がどのくらいあるのかを確認したうえで増額申請を行ってください。
例えば、年収300万円の人の場合、他社で設定されている利用限度額と増額希望額を合算して100万円を超えると、総量規制の制限によって借り入れができません。
他社からの借り入れが多いことも、SMBCモビットの利用限度額を増額できない理由の一つです。他社からの借り入れとは、SMBCモビット以外から借りているお金を意味します。
利用限度額を増額する際に申告する他社からの借り入れに該当するものは、以下の通りです。
借り入れが多いほど収入に対する返済負担が増えます。例えば、月収20万円の人が生活費や返済に毎月20万円使っているような場合には、返済に充当するお金を確保できません。
返済不能に陥るリスクを懸念されてしまい、SMBCモビットの増額審査に落ちてしまいます。
新規契約時よりも年収が低くなると、返済能力が下がってSMBCモビットの増額審査に通過できない理由につながります。
返済能力は年収だけで判断されるわけではないので、少し下がった程度なら増額審査に通過するケースもあるでしょう。
しかし、100万円以上など年収が大幅に下がった場合には、SMBCモビットに返済能力を証明するのは難しく、増額が認められない可能性が高いです。
SMBCモビットの返済遅延や滞納をしているなど、返済状況がよくない人も利用限度額を増額できない可能性が高いです。
「正しく返済ができない相手にお金を貸しても回収できる見込みがない」「返済不能に陥ってSMBCモビットの損失につながる」など、返済能力や信用力を疑われてしまいます。
特に1~2日程度とかではなく、数週間~1ヶ月以上の返済遅延があったり、延滞を繰り返していたりするなら、利用限度額の増額を諦めたほうがよいでしょう。
増額審査を実施する際には、契約者に正しく返済を行える能力や信用力があるのかを判断するのを目的に、信用情報機関が管理する個人信用情報を確認します。
個人信用情報とは、カードローンやクレジットカードなどの申し込み、契約、返済といった利用履歴を客観的に登録した情報です。
以下のような重大な返済トラブルを起こしていると、個人信用情報に金融事故の履歴が残って増額できない可能性を高めるので注意しましょう。
個人信用情報を管理する信用情報機関は「株式会社日本信用情報機構(JICC)」「株式会社シー・アイ・シー(CIC)」「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」の3機関です。
SMBCモビットが加盟するのはJICCとCICですが、個人信用情報はCRINというシステムで共有されています。
※ 参考:個人情報の取得・保有・利用・提供に関する条項|SMBCモビット(PDF)
他社で起こした金融事故であっても、SMBCモビットが個人信用情報を確認した際に発覚するのを避けられません。
個人信用情報に登録された金融事故の情報の登録期間は、最長10年です。個人信用情報に金融事故の履歴が登録されている間は、SMBCモビットに限らず他社のカードローンやクレジットカードなど、すべての審査に通過するのが難しくなります。
いわゆる「ブラックリストに載っている」「ブラック状態の人」に該当し、返済能力や信用力が極めて低いと判断されます。
信用情報機関によって金融事故の登録期間が異なり、期間が過ぎれば金融事故の情報は削除されます。具体的な登録期間は以下の通りなので、該当がある人は削除された後にSMBCモビットの増額審査を受けてください。
項目 | JICC | CIC | KSC |
---|---|---|---|
61日以上の延滞 | 5年 | 1年 | 5年 |
3か月以上の延滞 | 5年 | ||
任意整理等 | 5年 | ||
自己破産 | 7年 | 5年 | |
強制弁済 | 5年 | ||
代位弁済 | 5年 |
「任意整理等」には特定調停と個人再生も含まれます。
SMBCモビットに登録されている個人情報が更新されているにも関わらず、申告を怠ると増額審査に通過するのは難しいでしょう。
例えば、転職で勤務先や年収に変更がある場合です。これらの情報は返済能力に直結する重大な情報なので、変更があったらすぐにSMBCモビットで手続きをしてください。
変更は会員専用サービスのMyモビから簡単に行えます。
「返済遅延がないなら年収が下がっても問題ないだろう」「ただ単に転職をしただけ」と考えるのは危険です。最悪の場合、増額審査に落ちるだけでなく一括返済や契約解除にもつながる恐れがあります。
SMBCモビットの利用限度額を増額できない場合には、以下の対処法で乗り越えてみてください。
それぞれの対処法について解説します。
SMBCモビットの利用限度額を増額できなかったとしても、再度審査を受けられます。しかし、増額審査に落ちた直後だったり、返済能力や信用力などに変更がなかったりすれば同様の結果となるでしょう。
以下のような審査対策を行ったうえで、改めて増額申請を行ってみてください。
SMBCモビット以外の貸金業者から借り入れがある場合は「おまとめローン」へ申し込みも検討してみてください。
SMBCモビットの会員のみ利用できるローンで、毎月の返済金額や金利負担を軽減したり、返済日を一本化できたりするなど計画的に利用できます。
項目 | 内容 |
---|---|
利用対象 |
・満20~65歳の安定した収入のある人 |
限度額 | 最大500万円 |
実質年率 | 3.0%~18.0% |
資金使途 |
他の貸金業者またはみなし貸金業者からの借入金返済に限る |
貸付方法 |
振込代行 |
返済方式 | 元利定額返済方式 |
返済回数 |
最長160回 |
約定支払日 |
5日、15日、25日、末日のいずれか |
担保・保証人 | 不要 |
※ 参考:おまとめローンのご紹介|SMBCモビット
SMBCモビットの利用限度額を増額するよりも、他社のカードローンに新規で申し込んだほうがスムーズに借りられる場合があります。利用限度額の増額は借り入れを増やすことを意味するので、返済能力を慎重に判断しなければなりません。
そのため、増額の場合には審査に時間がかかったり、収入証明書が必要になったりします。
すぐにお金が必要なら、審査スピードが早くて最短即日融資に対応している消費者金融カードローンが便利です。特に大手消費者金融が提供するカードローンなら、SMBCモビットでは提供していない金利0円無利息サービスを利用できます。
無利息サービスの適用期間は消費者金融カードローンによって異なりますが、30日~最大180日は金利が発生しません。SMBCモビットの利用限度額を増額するよりも、負担する利息をおさえられるでしょう。
最短即日融資に対応、無利息サービスを提供する消費者金融カードローンの中でも特に人気なのはプロミスやアイフルとなり、どちらもWeb申し込みなら最短25分で借りられます。
SMBCモビットで増額するメリットは以下の通りです。
SMBCモビットでは、利用限度額が高くなるほど、適用金利が低くなります。例えば、利用限度額が100万円未満の適用金利は18.0%ですが、増額審査に通過して利用限度額が100万円以上になれば金利を15.0%に下げられるのです。
※ 参考:上限金利について【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会
その他にも利用限度額の増額によって新たな借入先を作らずに済むため、返済が煩雑になる、管理する手間が増えるといったことを避けられるでしょう。
その一方で、利用限度額の増額にはデメリットもあります。
利用限度額を増額することは、SMBCモビットにとっては返済リスクが高くなることを意味します。初回申込時よりも返済能力を厳しく調査されるので、審査にかかる時間が長引く可能性も高いでしょう。
また、審査を通して現時点における適切な利用限度額を判断するため、増額どころか減額されたり、利用停止となったりするリスクも生じます。
メリットとデメリットを知ったうえで、どのように利用するかはしっかりと考えたほうが良いでしょう。
SMBCモビットで利用限度額を増額する場合、モビットコールセンター、公式スマホアプリ、会員専用サービス「myモビ」から手続きが可能です。ただし、利用限度額を増額する際には審査に通過する必要があり、初回申込時と比べて難易度が高くなる傾向にあります。
増額申請をしても、利用限度額を増額できない場合があることも意識しておきましょう。
また、利用限度額を増額すれば金利を下げられる場合もありますが、借金を増やすことに変わりはありません。返済計画を立てる、かつメリット・デメリットを理解したうえで増額申請を行ってください。
総量規制施行前より複数カードローンやキャッシングでの借り入れ、延滞履歴あり。
2013年頃よりカードローンに関する情報サイト運営を開始。
自身での利用経験にも基づき、利用者の目線に立ったカードローンやキャッシング情報を発信しています。